第四北越銀行は新潟県に本店を置く地方銀行で、地元の就活生を中心に人気の高い企業です。
・高学歴の学生しか入社できないの?
・自分と同じ大学からも採用実績はある?
こんな風に考えている就活生も多いのではないでしょうか?
結論からお伝えすると、第四北越銀行は幅広い大学から採用しており、高学歴の学生だけを採用しているわけではないと言えます。
学歴に自信がない人でも、しっかり就活対策をすることで内定を獲得することは可能です。
逆に、学歴があってもなくても、就活対策をせずに内定を獲得するのは困難です。
本記事では、選考対策のポイントや対策に役立つサービスを紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
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第四北越銀行について
まずは、第四北越銀行の事業や理念について説明します。
会社概要

第四北越銀行は、2021年に第四銀行と北越銀行が合併して設立されました。
新潟県内において、預金量、貸出金、店舗数ともに県内最大手の地方銀行で、地域に根差した金融サービスを提供しており、地域の中小企業や農林漁業者の支援にも力を入れています。
利用者の利便性向上のため、デジタル化の推進にも積極的に取り組んでおり、スマートフォンアプリの活用や、オンラインバンキングの拡充などを行っています。
会社名 | 株式会社第四北越銀行 |
設立 | 1837年11月 |
代表者 | 代表取締役頭取 殖栗 道郎 |
事業内容 | 普通銀行業務 |
所在地 | 〒951-8066 新潟県新潟市中央区東堀前通七番町1071番地1 |
第四北越銀行の理念
第四北越銀行(第四北越フィナンシャルグループ)の経営理念は以下の通りとなっています。
経営理念
私たちは信頼される金融グループとして
みなさまの期待に応えるサービスを提供し
地域社会の発展に貢献し続けます
変化に果敢に挑戦し
新たな価値を創造します
お客さまへ
経営資源の活用やコンサルティング機能の強化による商品・サービスの拡充、利便性の向上
地域社会へ
当社グループのノウハウやネットワークの活用・サステナビリティ経営の実践等による地域社会の発展への永続的な貢献
株主のみなさまへ
経営統合効果による当社グループの企業価値の向上
従業員へ
挑戦・活躍する場を広げることによる一人ひとりの働きがいの向上
引用:第四北越銀行
第四北越銀行の採用大学・就職難易度
それでは、第四北越銀行の採用大学や就職難易度について解説していきます。
第四北越銀行の採用大学
第四北越銀行は、以下の大学から採用実績があります。
新潟大学、金沢大学、埼玉大学、首都大学東京、筑波大学、東北大学、横浜市立大学、青山学院大学、学習院大学、慶應義塾大学、中央大学、東京理科大学、法政大学、明治大学、立教大学、立命館大学、早稲田大学、秋田大学、大妻女子大学、神奈川大学、國學院大學、駒澤大学、信州大学、成城大学、専修大学、高崎経済大学、津田塾大学、帝京大学、東海大学、東洋大学、獨協大学、富山大学、新潟医療福祉大学、新潟県立大学、新潟国際情報大学、新潟青陵大学、新潟薬科大学、日本大学、福井県立大学、福島大学、明治学院大学、山形大学
難関国立大学や早慶上智、MARCHといった高学歴層に限らず、多様な大学から採用実績があります。
第四北越銀行に学歴フィルターはなく、選考対策を行って面接でアピールできれば、内定獲得のチャンスは十分にあります。
第四北越銀行の就職難易度
第四北越銀行の新卒採用人数は80名前後で、推定倍率は30倍程度であると考えられます。
新潟県の学生を中心に人気が高い企業で倍率が高いため、なるべく早い時期から自己分析や企業分析などの選考対策をスタートし、できればインターンシップに参加するようにしましょう。
記事の後半では、内定率を高める選考対策と就活に役立つおすすめのサービスを紹介していくので、ぜひ参考にしてください。
第四北越銀行の選考フロー
ここからは、第四北越銀行の選考フローについて解説します。
第四北越銀行の選考フロー
第四北越銀行の選考フローは以下の通りとなっています。
- 応募コース選択
- エントリーシート
- 適性検査
- 面接
- 内定
応募コース選択
第四北越銀行では複数の応募コースが用意されており、自分のキャリアイメージに合わせて2つのコースを選択することができます。
すべてのコースで転居を伴う転勤の可能性があります。
コース名 | 業務内容 | 初期配属先 |
総合職(銀行業務全般) | ・コンサルティング営業をはじめとした銀行業務全般 ・データ分析、マーケティング、有価証券運用 | ・本店および全ての支店 |
総合職(金融DX推進業務) | 非対面取引や金融DX推進業務(IT・システム関連業務) | ・第四北越銀行システム部 |
エントリーシート
応募コースが決まったら、エントリーシートを提出します。
どの企業でも聞かれるような項目についてはあらかじめ準備しておきましょう。
- 自己PR
- 長所・短所
- ガクチカ
- 大学での専攻
適性検査/WEBテスト
第四北越銀行の選考では適性検査が実施されます。
苦手意識を持っている人も多い適性検査ですが、しっかりと対策すれば必ず合格ラインに到達することができます。
エントリーシートや面接と違って適性検査には解法や正解があり、繰り返し対策することで必ず力をつけることができます。
適性検査にはSPIや玉手箱などいくつか種類があるので、実施される適性検査に応じた対策本を購入する必要があります。
第四北越銀行で採用されている適性検査は「SPI」です。
SPIは最も一般的な適性検査で、多くの企業の採用選考で利用されています。
SPI対策の王道は1つの対策本で反復練習することです。
ある程度の問題数が収録されている問題集を購入して繰り返し解きましょう。
問題集タイプでおすすめの対策本は、「オフィス海」の「2026最新版 史上最強SPI&テストセンター1700題」です。
過去の出題形式にもとづいて頻出問題をまとめてある問題集で、言語問題・非言語問題合わせて1700問と十分な問題数が収載されているため、1冊を反復学習するのにうってつけです。
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問題集タイプの対策本の解説を見ても理解が難しい場合は、出題パターンごとに詳しい解説が載っている解説本タイプの対策本を合わせて購入し、解法を理解してから問題集タイプの対策本に取り組むのがおすすめです。
解説本タイプでおすすめの対策本は、「SPIノートの会」の「これが本当のSPI3だ!【主要3方式〈テストセンター・ペーパーテスト・WEBテスティング〉対応】」です。
主要な受検方式すべてに対応しており、理解しやすい講義形式の解説で頻出の範囲から対策できるので、効率よく得点を伸ばすことができます。
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頻出の形式から対策することができ、問題形式ごとの解法も丁寧に解説されているため、SPIの対策を一から始める人におすすめの対策本です。
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面接
エントリーシートと適性検査を通過したら、複数回面接が行われます。
面接は答えが決まっておらず、対策が難しい選考だと言えるでしょう。
面接対策のポイントは、自信がつくまで繰り返し練習することと、誰かに面接官役をやってもらい客観的な意見をもらうことです。
模擬面接の面接官役は大学のキャリアセンターで依頼できます。
また、就活エージェントを利用すればプロ目線のアドバイスをもらうことができるので、面接に苦手意識がある人は登録しておきましょう。
選考対策のポイント
就活生からの人気が高く就職難易度の高い企業の内定を獲得するためには、他の就活生を差をつける対策が必要です。
競争が激しい中で、単に応募するだけではなく、準備や対策を早い段階から計画的に進めることが大切です。
難関企業を狙う就活生が選考を突破するために重要なポイントは以下の3つです。
- 選考対策は早めにスタートする
- 自己分析は中途半端に終わらせない
- 行き詰まったら他人の力を借りる
選考対策は早めにスタートする
就職活動の選考は、企業によって早い段階から始まります。
特に大手企業や人気企業では、早期選考やインターンシップが重要な位置を占めており、タイミングを逃すとただでさえ倍率の高い選考のハードルがさらに上がってしまうことになります。
就職活動は大学3年次の5月〜6月ころに始めるのがベストです。
インターンシップの募集がスタートするタイミングなので、ナビサイト等に登録して積極的にインターンシップに参加しましょう。
インターンシップに参加すると、リクルーターがついて選考で有利になったり、早期選考に呼ばれて特別ルートでの選考機会をもらえることがあります。
今からインターンに参加できるようであれば、必ず参加するようにしてください。
自己分析は中途半端に終わらせない
自己分析は、就活の土台となる非常に重要な作業です。
自己分析を通じて、自分がどのような強みや弱みを持っているか把握し、志望動機をより明確にできたり、自己PRを効果的に行えるようになります。
しかし自己分析を中途半端に終わらせてしまうと、自己PRが曖昧になったり、面接で自分のことをうまく伝えられなくなってしまいます。
自己分析をしっかりと行うためには、過去の経験を振り返り、自分がどのような状況で活躍できたのか、どんな人の役に立つことができるのかを掘り下げて考えることが大切です。
同時に、苦手なことや強みを発揮しづらい環境などについても理解する必要があります。
自己分析をなんとなく終わらせている就活生は、自分のネガティブな部分と向き合えていない学生が多いです。
自分の強みだけでなく、弱みについても目をそらさずに受け入れ、言語化できいる状態にしましょう。
手っ取り早く自己分析に着手したい人は、OfferBoxの自己分析ツール「Analyzeu+」を使ってみてください。
直感的に回答できる設問に答えるだけで、自分の強みや思考スタイルを把握することができます。
設問数は251問と多いですが、簡単に回答できるものばかりで30分程度で診断結果を確認できます。
行き詰まったら他人の力を借りる
就職活動で行き詰まったら、自分の力だけで解決しようとせず他人の力を借りましょう。
友人や家族、先輩、就活のプロなど、他者からのアドバイスやフィードバックを受けることで、自分の考え方やアプローチを見直すことができます。
就職活動は人生の転機になることもある重要なタイミングです。
一人で解決することにこだわらず、他の人の目線でアドバイスをもらいましょう。
よくある質問
最後に、第四北越銀行に関するよくある質問について解説します。
第四北越銀行の年収はどのくらい?
第四北越銀行の平均年収は公開されていませんが、第四銀行と北越銀行が経営統合する前の有価証券報告書で、合併前の平均年収を確認することができます。
合併前の3年間の平均年収は以下のとおりとなっており、第四北越銀行の平均年収は650万円前後であると考えられます。
期間 | 第四銀行 | 北越銀行 |
2016年3月期 | 692万円 | 622万円 |
2017年3月期 | 706万円 | 623万円 |
2018年3月期 | 677万円 | 622万円 |
日本国内の平均年収460万円を大きく上回るだけでなく、上場企業全体の平均年収651万円と変わらない水準で、高年収が期待できる企業です。
第四北越銀行の残業時間は多い?
第四北越銀行が就活サイト等で公開している情報によると、第四北越銀行の平均残業時間は9.5時間です。
厚生労働省が実施している2023年の毎月勤労統計調査によると、日本の一般労働者の平均残業時間は13.8時間なので、第四北越銀行は一般的な企業と比べて残業が少ないと言えます。

ワークライフバランスは非常にいいと思う。
有給消化率は100%だったし、残業してはいけない環境になってきているのですごくよかった。
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