テモナ株式会社は、サブスクリプションビジネスの運営支援サービスを提供するSaaS企業です。2019年に東証マザーズに上場し、近年は大型のM&Aも行っている注目企業ですが、選考を受ける前に「就職する難易度がどのくらい高いのか」、「学歴フィルターがあるのか」は知っておきたいですよね。
そこで今回はテモナの就職難易度や学歴フィルターの有無、内定獲得の対策にについて分かりやすくまとめました!テモナへの応募を検討している方はぜひ参考にしてくださいね!
テモナ株式会社とは?
国内トップシェアを獲得するビジネスチャット「Chatwork」を運営
テモナ株式会社は、サブスクリプションビジネスの運営に必要な機能をワンストップで提供するクラウド型システム「サブスクストア」など、サブスクリプションビジネスの運営支援サービスを提供するSaaS企業です。
サブスクストアは、販売・顧客・入金・在庫などの管理機能と、販売促進やメール送信などの機能を備えており、サブスクリプションビジネスの運営を効率化が可能で、健康食品、食品・飲料、化粧品など、消耗品のEC事業者を中心に1,400社以上で導入されています。
経営理念
パーパス
サブスクで世の中を豊かに
サブスクは事業者にとって安定性、収益性、継続性に優れており、
変化の激しい世の中においても、外部要因に左右されにくいビジネスです。サブスクが広がることにより、
多くの事業者が、本質的かつ価値の高いサービスを提供し、
人々の満足を追求し続けることで、豊かな世の中が実現されます。サブスクに特化したテクノロジーとノウハウで事業者支援を行い、
サブスクで世の中を豊かにすることが、私達のパーパスです。行動指針
強みを作ってとがらせる
テモナはサブスクに特化したカートという、とがったサービスを日本で一番早くローンチして、一番早く市場を拡大させました。 ナンバーワンになるためには、とがる、狭める、絞る、特化する、専門になる、オンリーワンになるという戦略です。 会社も、事業も、個人も、何かに特化することは重要です。
なぜなぜ思考を深める
咳止め薬で風邪が治らないように、対症療法的なアプローチで根本課題は解決できません。 着眼すべきは課題の本質。 解決策が求められる局面においても、意思決定の局面においても、何故これをやるのか、理由はなにか、と常に問い本質を見極めることが重要です。
スピーディに行動する
新しい価値を創出するためにはスピードが重要な役割を果たすことを自覚し、スピーディーに行動することが必要なのです。 ここで言うスピード感とは、相手や周囲が求めているスピードを超えることを指します。
変化と失敗を恐れずチャレンジする
人間は本能的に変化を嫌う生物です。次々に状況が変わっていくことにアレルギー反応が起きることは普通なことです。 しかし、安定や現状維持は成長を妨げます。 変化に対応するために失敗を恐れず果敢にチャレンジすることが大切です。 何もしない失敗からは学びが無いですが、何かをして失敗したときには、大きな成果があります。 テモナでは、チャレンジしたうえでの失敗は、称賛されます。
相手の期待値を超える行動をする
会社やサービスは、課題を解決すること、ニーズを満たすことで成り立っています。 しかし、期待通りの仕事をするだけでは感動や喜びは生まれません。 課題や状況を把握し、未来を見通し、先手を打つこと。 そうすることで、初めて期待を超えることが出来て、相手に感動を与えることができます。
みんなのためにぶっちゃけ合う
親友や家族には、相手の課題や直した方がいい部分をきっと伝えると思います。 会社でも同様に、上司・部下・先輩・後輩関係なく、例えお客様であっても、その人のためを思ってきちんと言う。 そのまま気づきを得られなければ、成長はできないし、大きなトラブルに発展してしまう可能性もあります。 たとえ言いにくいことであったとしても、見て見ぬふりをせずぶっちゃけ合いましょう。
当事者として取り組む
私たちのビジネスや会社に問題が生じたとき、私たちすべてが当事者であり一人ひとりが責任者です。 環境、組織、人に頼り依存するのではなく、自分で機会を作り、自分で改善していく。 一人ひとりが当事者として取り組み、他責ではなく自責の念を持って行動するということです。
ポジティブを伝播する
うまく行かないこと、理不尽なことが起きることはあります。そういった困難な局面を乗り越えるには、ポジティブさが重要です。 乗り越えることを諦めないことが、結果に責任をもつことにつながってきます。 もし周りに落ち込んで諦めそうになっている仲間がいたら、奮い立つようなポジティブな言葉をかけてあげてください。 その言葉で救われた仲間は必ずあなたのことを助けてくれますし、一人では乗り越えることが出来ない局面でも、仲間と一緒ならきっと乗り越えられます。
利他的に行動する
会社というものは、誰かに貢献するために存在しています。 社会人として個人としても利他的であるべきです。 自分にとっての目先の利益を取ると利己的な行動になりますが、利他的に行動した方が、結局は信頼や感謝といったより多くのものを得ることができます。 だから、利他的であることが最も本質的であり、合理的だと考えます。
引用:テモナ
平均年収は615万円!日本の上位20%に入る高年収
2022年9月決算時点で、テモナの平均年収は615万円となっています。日本の平均年収443万円と比較して38.8%高い年収です。
また、600万円を超える年収は日本全体の上位20%程度なので、一般的な給与所得者と比べて高い年収を受け取れる企業であるといえます。
就職難易度
テモナの採用倍率は高い
テモナの新卒採用人数は16名~20名程度で、採用倍率は50倍~62.5倍程度であると考えられます。倍率は高いですが、倍率100倍を超える企業が何社もある食品業界と比較すると、倍率が高すぎてチャンスがないというほどではありません。
企業のことをよく理解し、しっかりと対策すれば内定は可能です。
テモナの採用大学・学歴フィルター
テモナの採用大学は下記のとおりです。難関国立大学から地方私立大学まで、幅広い大学からの採用実績があります。
テモナには学歴フィルターはなく、求める人物像に合致する人を広く採用しているといえるでしょう。企業理念など、選考で重視されやすいポイントをしっかり把握して選考に臨みましょう。
テモナの選考対策|早めに対策を始めよう
テモナの就職難易度は高いといえますが、学歴に関わらず企業の価値観にマッチする人材を幅広く採用していますので、しっかりと対策を行えば内定を狙うことができます。
そのためには、早期に対策を始めることが最も重要です。自己分析のように、ある程度時間がかかるステップもあり、取り掛かるのが遅くれてしまうと取り返しがつかなくなる可能性があるためです。
選考フローを把握し、早期に対策をスタートしましょう。
テモナの選考フロー
テモナの選考フローは以下の通りとなっています。
選考フローは一般的な企業の選考と大きく変わらず、①書類選考、②面接の2つの対策を効率的に進めることが重要になります。
また、以前は選考直結型の会社説明会も開催されていたようです。テモナにエントリーする場合は、選考直結型の説明会が予定されていないか確認しておくとよいでしょう。
テモナの求める人物像を把握しよう
テモナの内定を獲得するために、まずテモナがどのような人材を求めているのかを把握しておきましょう。
テモナの選考で重視されるポイントは、「テモナの理念に共感できるかどうか」です。
テモナは、採用した社員15人のうち14人が3か月以内に退職するという失敗を経験しており、その失敗から会社の存在意義や価値観を言語化した理念をつくり、その理念に共感できる人を採用する方法をとっています。
テモナのパーパスにあるように、「サブスクで世の中を豊かに」するサービスの成長に情熱を注ぐことができる人を求めていると考えられます。
会社がなぜ存在していて、どこに向かっていきたいのか。どういう価値観を大事にしているのか、どういう人に来てほしいのか。そういう理念経営が重要なんだと、その時腹落ちしました。そこでホテルに3日間こもって、自分が大事にしている想いをとにかく書き出して、言語化し、理念を作りました。そこから、会社の立て直しをはかっていきました。
エントリーシートの対策
エントリーシートを作成する際は、自分の魅力や強みがしっかり伝わるように、大枠を組み立ててから内容を書き進めましょう。
以下のポイントをおさえるように心がけましょう。
①コンクルージョンファーストで簡潔に
②初見の人でも理解できるくらい具体的に
③”ですます調”でやわらかく
エピソードに自信がない人や文章が苦手な人も、先輩のエントリーシートを参考にすることでしっかりアピールできるエントリーシートが作成できます。
先輩のエントリーシートを参考にするならunistyleがおすすめです。
unistyleは総合商社・金融・メーカーなど、人気企業内定者のエントリーシートや選考レポート70,000件以上が無料で閲覧可能です。
エントリーシートが書きあがったら、第三者の目線で見てもらい、説得力があるか確認してもらいましょう。
エントリーシートは、自分が知っている体験や心情について書きますが、「自分のことを知らない人が読んでもすんなり理解でき、納得できるか?」が重要になります。
作成したエントリーシートは、必ず第三者の目で確認してもらい、分かりづらい箇所や説得力を感じない点をフィードバックしてもらいましょう。
エントリーシートの添削は、就活エージェントを頼るのがおすすめです。
就活エージェントは、一度しかない新卒の就活をプロの目線でサポートしてくれる、心強い存在です。
稀にエージェントの特色や担当アドバイザーとの相性が合わないケースもありますので、2~3社のエージェントに登録して、初回面談で頼りになるエージェントを選ぶようにしましょう。
下記の記事におすすめの就活エージェントをまとめましたので、他の就活エージェントについても知りたい人は参考にしてください。
面接対策|自己分析が重要!ツールを活用して効率的に対策しよう
面接は最も重要かつ対策の難しいステップになります。
面接官から評価を獲得するために最も重要なのは自己理解です。面接では多くの場合、過去のエピソードを掘り下げることでその人物の行動の裏にある思考を読み取り、自社においてもどのような行動が再現されそうかを読み取ろうとしています。
そのため、自分がなぜその行動を選択したのか、論理的に説明することで説得力が生まれ、合格に近づくことができます。
自分の行動を説得力を持って伝えるために必須となるのが自己分析です。自己分析はやったつもりでも不十分なまま面接に臨んでしまっているケースがとても多いので、しっかりと時間をかけて行うようにしましょう。
面倒な自己分析が捗るおすすめの自己分析ツールを下記の記事にまとめましたので、気になる方は参考にしてください。
テモナは働きやすい?働く環境や福利厚生をチェック
残業はやや多い
テモナの平均残業時間は27時間となっています。日本国内の平均残業時間22.2時間と比較すると、残業時間はやや多い環境であるといえるでしょう。
有休消化率70%!土日祝も休みでワークライフバランス充実
テモナの有休消化率に関するデータは公開されていませんでした。社員口コミサイトのopenworkによると、テモナの有休消化率は70.3%となっています。国内企業の有休消化率平均58.3%と比較すると、テモナは有休を取得しやすい企業であるといえます。
また、土日祝日は完全に休日であることに加えて、夏季休暇も取得することができるので、ワークライフバランスは十分に確保できる企業です。
リモートワークと出社を組み合わせたハイブリッドワークを推進
テモナではリモートワークと出社を組み合わせたハイブリッド型の働き方を推進しています。原則として週2日はリモートワークが可能な体制になっています。
就活の成功率を高めるなら逆求人サービスの利用がおすすめ
逆求人サービスは、志望する会社を自分で調べてエントリーする就活ナビとは逆で、企業から送られるスカウトを受け取り、その中から気に入った求人に応募できるサービスです。
逆求人サービスを利用するメリットは、様々な企業からスカウトを受け取ることで、これまで選択肢に入っていなかった魅力的な企業に出会える可能性がある点です。
業界研究や企業研究を進める中で、すべての業界について深く理解したうえで自分に合った業界・職種を選び抜くことは困難なので、就活ナビと逆求人サービスを併用するのがおすすめです。
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登録している企業数 | 約15,000社 | 約10,000社 | 約6,500社 |
利用している就活生 | 3人に1人 | 3人に1人 | 5人に1人 |
主な利用企業 | sansan Microsoft 資生堂 | ラクスル Retty LIFULL | Sansan サントリー JTB |
費 用 | 無料 | 無料 | 無料 |
公式サイト | 公式サイトで詳細を調べる | 公式サイトで詳細を調べる | 公式サイトで詳細を調べる |
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サービスによって登録している企業数や、大手・ベンチャーといった企業の傾向が異なります。
すべて無料で利用できますので、3つとも登録しておいて自分の希望に合ったスカウトが多く届くサービスに絞ったり、一番利用されているOffreBoxだけ登録しておくなど、自分に合った方法で利用しましょう。
企業からのスカウトは、6月から増え始めて3月にピークを迎えるので、選択肢を増やせるように早い段階から登録しておくのがおすすめです。
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