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【厳選】おすすめの自己分析ツール5選

時間のかかる自己分析を助けてくれる自己分析ツール。いろいろな種類のものがあり、どれを使ったらよいか分からない方もいるのではないでしょうか。自己分析ツールは無料で利用できるものが多いとはいえ、エントリーシートや面接の対策に効果がないものを選んでしまうと、せっかくかけた時間が無駄になるだけでなく、自己分析が間違った方向に進んでしまいかねません。

そこで今回は自己分析ツールを選ぶポイントや厳選したおすすめの自己分析ツールをご紹介します。ぜひ参考にして、就職活動に役立ててくださいね。

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目次

自己分析とは?

自己分析している様子

自己分析とは、これまでの経験や思考を整理し、自分の能力や性質、そして強みや弱み、将来の自分が望む姿を理解する作業です。自己分析を行うことで、自分が何を望んでいるのか、どのような職場環境で力を発揮できるのかを明確にすることができます。

仕事選びの軸や自分の強みは、就活の多くの場面で言語化することが求められます。例えば、エントリーシート(ES)や面接などで自己PRをする際には、自分の強みを分かりやすく説明し、説得力を持って伝える必要があります。そのためには、自己分析を通じて自分自身のことを深く理解しておくことが重要です。

なぜ自己分析が重要なのか?

「自分のことは十分に理解できている」と思い込み、ほとんど自己分析を行わずに就職活動を進める人も少なくありません。しかし、自己分析をしっかり行ったかどうかは内定の獲得率に直結します。ここからは就職活動において自己分析がなぜ重要なのかを解説します。

書類選考・面接で圧倒的に強くなる

面接している様子

面接ではよく過去のエピソードについて質問されます。それは、面接官が過去のエピソードを掘り下げることでその人物がどのような思考・特性を備えているかを確認し、入社後にどのようなパフォーマンスとなって現れそうかを見ているためです。

たとえば「自分はリーダーシップを発揮して周囲を巻き込む力がある」のように抽象的な自己PRや、「将来は海外事業に携わりたいので英語力を伸ばしたい」といった未来の話は準備をすれば誰にでもできます。しかし、過去の具体的なエピソードと合わせて伝えることができる人は、実際にその体験をしている人に限られます。

過去の体験について質問されたとき、なんとなくエピソードを伝えるのではなく、自分がそのとき考えていたことや困難をどう乗り越えたのかを交えて伝えることで、説得力のある回答が可能になります。

しかし、日々の行動選択について常に論理的に考えている人は稀で、なんとなく判断していたり、深層心理にある自分の特性が現れていることがほとんどです。そのため自己分析を通じて自分の体験を振り返り、自分にどのような特性があるのか、どんなときに努力できるのかをしっかりと言語化しておく必要があります。

入社後のミスマッチを避けることができる

上手くいっている様子

新卒入社後1年以内の離職につながった主な理由は、「人間関係の悪さ」や「長時間労働」「仕事内容が合わない」「給与が低い」などです。人間関係のように入社してみないと分からないものもありますが、仕事内容や給与のミスマッチは自己分析をしっかり行うことで避けることができるものです。

近年は転職する人も増えてきていますが、せっかく入社した会社で望んでいた経験が得られなかったり、モチベーションが上がらない環境になってしまってはもったいないですよね?

自己分析を通じて自分が心から望んでいる将来像を明確にし、納得のいくキャリアを送れるようにしましょう。

自己分析ツールの使い方

まずは自分で自己分析するのがおすすめ

自分で行う自己分析

自己分析ツールだけで志望企業から内定を勝ち取るための充実した自己分析を行うことは困難です。なぜなら、自己分析ツールは大量の受検データから導き出された統計に基づいて抽象化された情報であり、それだけでは説得力のある理由と結びつけて話すことができません。

たとえば、「私の強みは粘り強い実行力です。なぜなら自己分析ツールでそういった診断結果が出たからです」と言っても、十分な説得力はありません。自己分析では、自分の過去としっかり向き合い、具体的なエピソードと結びつけて伝える必要があります。

自己分析を進める際には、はじめに自己分析ツールの診断結果を見ずに自己分析を進めるのがおすすめです。なぜなら、診断結果に影響されて本来掘り下げるべきエピソードと向き合うことができなかったり、診断結果の都合の良い部分を信じてしまい、それに関連したエピソードを無理に当てはめてしまう可能性があるからです。

しかしその診断結果よりも重要なのは、自分がなぜその選択をしたのか、その選択にどのような特性が現れているのかを明らかにすることです。それらを踏まえて、自分が幸せになるために望ましいキャリアプランを考えることが大切です。

自己分析で明らかになった自分の価値観やキャリアプランは、就活のあらゆる場面で重要となります。そのため、まずは自己分析ツールに頼らずに自分自身で徹底的に取り組むことをおすすめします。

自己分析が難しい場合は、就活エージェントの力を借りるのがおすすめです。就活エージェントは学生の就活をサポートするプロフェッショナルであり、対話を通じて自分自身では気づけなかった特長や強みに気づかせてくれます。利用は無料なので、ぜひ活用してみましょう。

自己分析ツールを使って確認する

自分で自己分析を行ったら、自己分析ツールを使って自己評価と診断結果にギャップがないか確認しましょう。自己評価と診断結果に大きなギャップがある場合、自己分析が十分でない可能性があります。その場合は自身で行った自己分析で見落としがないかを確認してみましょう。

自己分析ツールの診断結果は複数のツールを使って共通する部分を見つけることで精度を高めることができます。無料のものがほとんどなので、複数の自己分析ツールを活用してみましょう。

スカウトを受け取る

自己分析ツールの診断結果に基づいて企業からスカウトを受け取れるサービスも存在します。自己分析でキャリアプランにイメージをつけたら今度はそのプランに合致する企業を探すことになりますが、数多く存在する企業の中から意中の企業を探すのは大変です。

スカウト型のサービスに登録していることで、自分では探すことのできなかった企業からスカウトが届き、入社につながるケースも多いです。登録無料のサービスばかりなので、登録だけしておくのがおすすめです。

自己分析ツールの選び方

受検実績に注目しよう

自己分析ツールは受検者の回答に基づいて、他の受検者と自身の結果を比較し、自身の特性や能力の相対的な位置づけを把握するものです。相対的な位置づけを正しく示すためには十分な量のデータをもとに開発・改善されている必要があります。そのため十分な受検実績がある自己分析ツールを選ぶことで、診断結果の信頼性が高まります。

知りたいことに合わせて選ぼう

自己分析ツールは得られる診断結果が異なっており、自分の性格や行動特性が分かるもの、論理的思考力など自分の能力が分かるもの、自分の向いている職業が分かるものなどがあります。自己分析ツールを選ぶ際は自分の知りたい内容を診断できるツールか確認しましょう。

厳選おすすめの自己分析ツール5選

適性診断MATCH plus

適性診断MATCH plusは就活サイト「マイナビ」を運営する株式会社マイナビが提供するキャリアデザインツールです。自分のパーソナリティ、社会人基礎力、向いている業界や職種について知ることができます。

世界で毎年1000万人以上が受検する圧倒的なデータ量を誇り、分析結果の信頼性が極めて高い点が特長です。受検結果は全国平均と比較することが可能で、ライバルとの差を知ることもでき、自己分析に有益です。

受検は無料で回答に要する時間は30分ほど。表示される質問に対して選択肢を選ぶだけなのでストレスなく診断が完了します。

適性診断AnalyzeU+

企業からオファーを受け取って就職活動を行うスカウト型の就活サイト「OfferBox」に備わっている自己分析機能です。100万人以上の受検データに基づいて社会人基礎力、次世代リーダー力、自分の性格、職種ごとの適性を知ることができます。診断結果は他の受検者との比較によって偏差値化されているため、客観的な強みを把握することも可能です。

スカウト型就活サイトと直結しているため、診断結果をそのまま企業に向けたアピールに利用することができます。思わぬ優良企業からスカウトが届くかもしれないので、志望する業界や職種が定まっていない人はとりあえず登録しておくのがおすすめです。

設問は251問と多めですが、20分~30分で受検が完了します。受検はもちろん無料です。

キミスカ適性検査

出典:キミスカ

スカウト型就活サイト「キミスカ」に備わっている自己分析機能です。150問の設問に回答することで自分の性格や特性、向いている職業タイプ、適している職務を知ることができます。特に職務適性は「人間関係を築いていく職務」「フットワークの軽さを必要とする職務」「丁寧さや注意深さを必要とする職務」など、学生でもイメージしやすい点が特長です。これまで20万人以上が受検した信頼性の高いデータベースを持っています。

OfferBoxと同様にスカウト型就活サイトと直結しているため、企業選びの軸が定まっていない人は合わせて登録しておくのがおすすめです。

性格適性診断

性格適性診断は、就活のノウハウを発信するメディア「就活の教科書」の公式LINEに登録することで利用できる性格診断ツールです。これまで8万人以上が利用しており、エントリーシートや面接で評価される自分の強みや向いている職業を知ることができます。

公式LINEに登録して5つの設問に答えるだけで診断が完了するので、自己分析を早く終わらせたい人におすすめです。また、公式LINEに登録すると就活の攻略方法を網羅した「就活完全マニュアル」、面接でよく聞かれる質問と回答例をまとめた「面接質問/回答100選」など様々な特典がついてきます。自己分析だけでなく就活の全体像を把握したい人は登録して活用しましょう。

Lognavi

Lognaviは株式会社アスパークが運営する動画就活アプリで、アプリ内の適性テスト機能を使って自己分析を行うことができます。適性テストは知力テストと性格テストの2つに分かれており、これまで5万人が受検した実績があります。

知力テストは記憶力、計算力、直観力、推理力など計7項目が10段階で評価され、総合スコアを他の受検者と比較した偏差値も知ることができます。

性格テストは回答に応じて偉人をモチーフにしたイラストで結果が表示されるため直感的に理解しやすく、自分の性格をなんとなく確かめたい人におすすめです。

自己分析ツールを使うときの注意点

素直に解答する

自己分析ツールを利用するときは嘘をつかず素直に回答しましょう。自分をよく見せようと背伸びをした回答をしてしまうと正しい診断結果から遠ざかってしまいます。自己分析は自分にどのような特性があるのか、事実を確認したうえでキャリアプランを設計していく作業です。自分に合った企業を探し、志望企業から内定を獲得するために、正直に回答して結果を確認しましょう。

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