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kubell(旧:Chatowork)の平均年収は670万円!転職時の給与や昇給についても解説

株式会社kubellのロゴ

この記事では、ビジネスチャットツール「Chatwork」を開発しているSaaS企業、株式会社kubell(旧:Chatwork株式会社)の年収について徹底解説しています。

また、kubellへの転職方法や難易度は下記の記事で解説しているので、kubellへの転職を検討している方はぜひ参考にしてくださいね。

この記事で分かること
・kubellの平均年収
・kubellへ転職したときの給与レンジ
・kubellへ転職するための対策

目次

株式会社kubellについて

まずはkubellの事業概要など基本的な情報について解説します。

kubellの事業概要

チャットワークのサービス

kubellは、ビジネスチャットツール「Chatwork」を開発・運営するIT企業です。

Chatworkは、メールや電話に代わるビジネスコミュニケーションツールとして、組織内のコミュニケーションを円滑にするサービスです。

チャット機能以外にも、ファイル共有、タスク管理、外部サービス連携などの機能が備わっており、ユーザーはこれらの機能を組み合わせることで業務を効率化できます。

使いやすいUIと低価格によって中小企業を中心にシェアを拡大しており、日本国内のビジネスチャット市場でトップシェアを獲得しています。

会社名Chatwork株式会社
設立2004年11月
代表者代表取締役 山本 正喜
事業内容Chatworkの開発運営
ESETセキュリティソフト販売
所在地東京本社
〒105-0003
東京都港区西新橋1-1-1
WeWork日比谷FORT TOWER

大阪オフィス
〒530-0003
大阪府大阪市北区堂島1-5-17
堂島グランドビル6F
株式会社ミナジン内
グループ会社・Chatworkストレージテクノロジーズ株式会社
・株式会社ミナジン
コーポレートサイト

kubellの平均年収は670万円

kubellの平均年収は有価証券報告書で開示されており、2023年12月期の有価証券報告書によるとkubellの平均年収は670万円です。

これは日本国内の平均年収460万円を100万円以上大きく、給与水準が高い企業と言えます。

直近5年間の平均年収の推移を見ると、2020年12月期と比較して100万円以上平均年収が上昇しており、今後の給与水準向上にも期待が持てます。

年度平均年収勤続年数平均年齢
2019年12月期598万円3.9年34.6歳
2020年12月期568万円3.4年33.9歳
2021年12月期637万円2.8年33.8歳
2022年12月期648万円2.9年34.4歳
2023年12月期670万円2.6年35.1歳
有価証券報告書

日本国内の平均年収については、国税庁が実施している民間給与実態統計調査を参考にしています。

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kubellに中途入社した場合の年収は?

kubellへの転職を検討している場合、転職直後の年収が気になるところですよね。

2025年2月現在、転職サイトに掲載されている募集要項によると、転職時の初任給は職種やポジションによっておおよそ402万円~1,100万円の範囲となっています。

職種/ポジション年収
セールス402万円~700万円
マーケティング504万円~804万円
エンジニア600万円~1,100万円
デザイナー440万円~804万円
人事500万円~1,000万円
経理700万円〜900万円

最新の情報については転職サイトやkubellの採用HPで確認できるので、さらに詳しく知りたい場合はぜひチェックしてみてください。

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kubellでの手取り額はいくら?

kubellに転職した場合、毎月の平均的な手取り額はおおよそ38万円になると考えられます。

kubellの求人票に記載の理論年収と月給額を見ると、理論年収の90%が給与、残りの10%が賞与として支給されます。

そのため平均年収670万円の内訳は月給約50万円、年間賞与67万円という計算になります。

実際の手取り額は居住地や年齢、扶養家族の人数によって異なりますが、月給が50万円の場合、ひと月当たりの手取り額は38万円程度となります。

項目月額
総支給額502,500円
所得税18,960円
住民税28,884円
健康保険料24,850円
厚生年金保険料45,750円
雇用保険料3,015円
手取り額381,041円

ちなみに、転職時に想定される年収の下限である402万円の場合、月給は301,500円、手取り額は236,267円になります。

年収賞与月給手取り額
402万円402,000円301,500円236,267円

kubellに昇給のチャンスはある?

kubellは「ミッショングレード制」を採用しており、社員の役割や責任が等級(グレード)によって定められています。

等級は年齢や社歴に関係なく、「成果」「バリュー」「能力」の3つの要素によって決定し、成果やバリューの体現度については、半期ごとの人事評価で査定されます。

しかし、社員の口コミでは、評価制度が属人的であったり、具体的な評価の基準が不明確であるとの声が多く、改善の余地があるようです。

2025年3月からは既存のミッショングレード制の改定が予定されており、改善が図られているようです。

評価制度と連動しているが、評価制度が機能していないので、ほとんど給与は上がらない。

定性評価と定量評価で、評価が決まる。
定性評価は、グレードによって細かく明文化されているが、上長に現状と次のグレードの差分が何かと聞いても、まったく答えられない状況なので、ほとんど機能していない。

定量評価は、目標数値が上から下りてくるので、その達成度が評価基準となる。ただし、部署によっては達成不可能な目標を設定されていたり、期中に目標が変わったりするので、こちらもほとんど機能していないといえる。

引用:openwork

kubellは働きやすい?平均残業時間や福利厚生について解説

kubellの職場環境はどうなっているのでしょうか?

労働時間や休日数などの基本情報は以下の通りとなっています。

労働時間10:00~19:00
休日完全週休2日制
(年間休日120日以上)
勤務地・東京本社
・大阪オフィス
※原則 会社都合の転勤なし
服装原則自由
平均年齢35.1歳

残業は多い?

kubellの公式HPによると、kubellの残業時間は14時間です。※2023年1月〜12月実績

一方、厚生労働省が実施している2023年の毎月勤労統計調査によると、日本の一般労働者の平均残業時間は13.8時間となっており、kubellの残業時間は国内企業と同程度です。

また、フレックスタイムやリモートワークの導入により柔軟な働き方が可能であり、社員がワークライフバランスを確保しやすい環境を整えているといえます。

プライベートとのバランスを調整しやすい会社です。
残業時間は少なく、副業も許可されているので働きやすく、プライベートの時間も十分取れます。
休日出勤や、深夜早朝作業もほとんどなく、どうしても必要な場合は別途手当が出ます。

引用:openwork

日本国内の平均残業時間については、厚生労働省が実施している毎月勤労統計調査を参照しています。

kubellの福利厚生は?

kubellには「BENTO」という福利厚生パッケージがあります。

BENTOは、「働くをもっと楽しく、創造的に」の”もっと(motto)”と、福利厚生を表す”benefit”から作られています。

具体的には次のような制度があります。

リモートワーク環境貸与制度生産性の高いリモートワーク環境の構築を支援する制度(会社から付与されるポイントを利用して、必要な備品のレンタルが可能)
サテライトオフィス利用育児や介護、近隣工事による騒音など、自宅での就労が一時的に難しい場合や外出先での隙間時間などに、サテライトオフィスが利用できる制度
ハイブリッド勤務手当ハイブリッドな働き方を推進するために、主に通信費などの補助として毎月4,000円の手当が支給される
ヘルシー部活制度健康かつ社内交流につながる部活動の活動費用を支援する制度
外部カウンセリング・コーチング支援セフルケアの目的として、指定のカウンセリング・コーチングサービスが利用できる制度
人間ドックオプション補助健康面をケアするために、年齢に合わせて人間ドック等のオプション費用の一部を補助する制度
インフルエンザ予防接種補助季節性インフルエンザの予防のために、予防接種の費用の一部を補助する制度
ベビーシッター利用補助家庭内における保育や保育施設等への送迎に利用可能なベビーシッター割引券をお渡しする制度
病児保育費の補助子どもの体調不良により病児保育が必要となった場合に、病児保育やベビーシッターの費用の一部を補助する制度
子育て支援サービスの利用補助保育園の休園時や、保育園の対応時間外に業務が必要な際、スポット保育や託児所付きこワーキングスペースを利用する費用の一部を補助する制度
ピアボーナス従業員同士がお互いに、バリューを体現した行動へのフィードバックや、「ありがとう」を送り合う制度。もらったピアボーナスは手当として支給される。
「学び、変わる」支援制度書籍や記事からのインプットを補助する制度。購入金額の50%を会社から支給する。
スキル取得支援制度資格取得・セミナー参加によるインプット取得を補助する制度。セミナー参加費の補助や、資格取得に対する報奨金を支給する
社内勉強会開催支援制度社内勉強会による「学び」を奨励する制度。業務に関連する技術やスキルに関する社内勉強会に対して、開催者と参加者に奨励金を支給する。
メンター・エルダー制度kubellならではのカルチャーや、風習、その他困りごとなどを入社者が気軽に相談できる場をつくるための制度。入社3ヶ月間、メンター(他部署)とエルダー(所属部署)がそれぞれ1名つき、オンボーディングをサポートします。
友人紹介・リファラル制度「おむすび」紹介したい友人と事前に初稿時に行く際の食事代の全額補助や、紹介した友人が入社した際には紹介ボーナスを支給

kubellへの転職は難しい?

kubellは高年収が期待でき、福利厚生も充実していますが、転職が難しいかどうかは気になるところですよね。

kubellは積極的に中途採用を行っており、エンジニア、デザイナー、セールス、コーポレートなど、様々な職種で求人が公開されていますが、経験者採用が前提となっており、転職の難易度は高いと言えます。

しかし、直近1年では従業員が約150人増加しており、ハイペースで採用が進められていることが分かります。

特にセールスやマーケティングの求人が多く掲載されており、実務経験がある人は入社のチャンスが増えていると考えられます。

kubellへ転職する方法

ここではkubellに転職するための方法を3つご紹介します。

転職エージェントから応募する

はじめての転職なら転職エージェントの利用がおすすめ

転職が初めての人や、書類選考や面接対策に自信がない人は、転職エージェントを利用して転職するのがおすすめです。

転職エージェントは、プロのアドバイザーから様々なサポートを受けながら転職活動を進めることができるサービスで、転職の成功率を高めることができます。

転職エージェントで受けられるサポート

  • 職務経歴書の添削や模擬面接などの選考対策を受けられる
  • 面接日程の調整をすべてお任せできる
  • 過去の面接で聞かれた質問などの選考情報を提供してもらえる
  • 企業の人事担当者から直接聞いた選考の基準を教えてもらえる
  • 内定時の給与交渉を担ってくれる

転職エージェントは、企業が採用成功時に成果報酬を支払うビジネスモデルなので、すべてのサービスが無料で利用できます。

また、一般的な転職サイトには掲載されていない非公開求人を保有していることも多いので、希望に合うような他の求人を紹介してもらうこともできます。

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転職サイトから応募する

転職に慣れている人や、書類選考や面接などの選考対策に自信のある人は、転職サイトから応募するのがおすすめです。

転職サイトは簡単な職務経歴を登録するだけで応募できることが多いです。

また、一部転職エージェントの場合、応募するために求人を紹介してもらうのを待つ必要がありますが、転職サイトの場合は公開されている求人を自分で探して応募できるため、転職活動をスムーズに進めることができます。

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企業の採用HPから応募する

転職活動に自信があり、かつkubellへの転職しか考えていない場合、kubellの採用HPから直接応募するのも良いでしょう。

転職サイトと異なり、応募したい求人を探す必要がないため、よりスムーズに応募まで進むことができます。

ただし、応募時に必要な情報や提出書類は企業によって異なります。

応募時に履歴書と職務経歴書、職種によってはポートフォリオの提出を求められる場合もあるので注意が必要です。

おすすめの転職サービス

kubellへの転職を検討している方に、おすすめの転職サービスをご紹介します。

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転職エージェントは3~4社登録しておこう

転職エージェントは必ず複数登録しよう

転職エージェントに登録する際は、3~4社の転職エージェントに登録して初回のキャリアカウンセリングを受け、相性の良さそうなエージェントに絞り込むのがおすすめです。

転職活動は限られた時間の中で自己分析をしたり、企業分析をしたり、選考対策をする必要があり、特に働きながら手転職活動を進める場合はそれなりのストレスを抱えることになります。

加えて相性の良くないアドバイザーのサポートを受けるのはさらにストレスがかかります。

余計なストレスを抱えてしまうと転職への意欲が減退し、転職の成功率を下げる要因になってしまうので、複数の転職エージェントに登録して、初回カウンセリングを受けたうえでサポートを任せるエージェントを選ぶようにしましょう。

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