転職おすすめのSaaS企業ランキング15選！業界大手の売上高・ARR・平均年収をまとめました

この記事では、転職先としておすすめしたい日本のSaaS企業について解説しています。

SaaSは近年右肩上がりで成長している業界で、転職市場での人気も高くなっています。

今回はそんなSaaS業界で売上50億円を超える大手企業15社のARR（年間経常収益）や平均年収を比較し、ランキング形式でまとめました。

SaaS企業への転職を検討している方はぜひ参考にしてください。

この記事で分かること
・転職おすすめのSaaS企業の一覧
・SaaS企業に転職するメリット
・SaaS企業への転職におすすめの転職エージェント

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おすすめ エージェント
求人数	約60万件	約10万件	約3万件
特　長	保有求人数 最多	20代満足度 No.1	IT業界特化
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公式サイト	公式サイトで詳細を調べる	公式サイトで詳細を調べる	公式サイトで詳細を調べる

SaaSとは？

SaaSとは「Software as a Service」の略で、クラウド上でソフトウェアを提供するビジネスモデルを指します。

従来はソフトウェアをインストールする必要がありましたが、SaaSはソフトウェアのインストールが不要で、インターネット環境があればどこからでもアクセスできます。

また、SaaSはハードウェアの購入が不要であるため、システム導入のための初期投資を抑えることができます。

ユーザー数やアカウント数に比例する料金体系で組織の拡大にも柔軟に対応できるため、導入のハードルが低い点が特徴です。

近年はリモートワークを導入する企業の増加によってクラウド型サービスの普及が進んでおり、SaaSの市場規模も右肩上がりで成長しています。

SaaSに転職するメリット

短期間で市場価値を高めるチャンスがある

SaaS業界は売上成長を最優先し、売上に貢献できる人材を積極的に採用している企業が多いです。

社員数が1年間で300人以上増えたり、入社半年後に社員数が倍になっていたなんてこともあります。

組織拡大がハイペースで進むため、新しい部署やポジションがどんどん増えるため、求められる成果を出すことでマネジメントを担ったり、新規部署の立ち上げを担当するなど、自分次第で市場価値を高めていくことが可能です。

ただし、すでに大規模な組織になっている場合はスピード感に物足りなさを感じる可能性があるので注意が必要です。

給与が高い

SaaS企業は売上を急成長させシェアを伸ばしてからサブスクリプション型のストック収入で利益を回収するパターンがほとんどなので、売上成長に貢献できる優秀な人材を採用するため給与が高くなる傾向にあります。

今回集計対象としたSaaS企業の平均年収は600万円台が最も多く、年収が一番高いプレイドは1000万円を超えています。

日本の平均年収は458万円と比較して100万円以上高い企業がほとんどで、SaaS業界への転職で年収を高めるチャンスをつかむことができます。

柔軟に働ける

SaaS業界はリモートワークやフレックスタイム制など、柔軟に働ける制度を導入している企業が多いです。

そのためライフスタイルに合わせて働く時間を変えたり、通勤の負担を軽減して生産性高く働くことが可能です。

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転職おすすめのSaaS企業ランキング15選

第1位 ラクス

トップクラスの売上に加えて高いARR成長率！市場の将来性も◎

クラウド型経費精算システム「楽楽精算」、電子請求書発行システム「楽楽明細」など、様々なクラウドサービスを開発・提供するラクス。

今回比較したSaaS企業のなかでもトップクラスの売上高・ARRを誇りながら、売上成長率は132.8%、ARR成長率は148.9%と非常に高い成長率を維持しており、プロダクトの質の高さをうかがい知ることができます。

さらに、ラクスの主力製品の市場占有率は「楽楽精算」が7.9%、「楽楽明細」が0.27%と大きなアップサイドを残しており、将来性も抜群のおすすめ企業です。

第2位 オービックビジネスコンサルタント

高い利益率で安定している大企業！

オービックビジネスコンサルタント（OBC）は、会計や給与など、バックオフィスの業務効率化を支援するソフトウェアを開発・提供しています。

もともとはオンプレミス型（インターネット上ではなくサーバー上で動作するソフトウェアのこと）のプロダクト開発が中心でしたが、近年はクラウド型のニーズが高まり、既存顧客のクラウド移行が進んでいます。

OBCの強みは事業の収益性の高さです。2023年3月期決算では売上高337億円に対して経常利益158億円（対売上46.8%）となっており、非常に高い利益率を安定して残しています。

安定しているSaaS企業で働きたい方におすすめです。

第3位 SREホールディングス

安定した売上成長に加えてSaaSプロダクトの高成長を両立

SREホールディングスは、不動産売買価格をAI査定する「AI査定 CLOUD」、不動産の売買契約書や重要事項説明書の作成を支援する「契約重説 CLOUD」など、不動産業界や金融機関向けの業務支援クラウドサービスを提供しています。

ソニーグループの持分法適用会社であり、安定した売上成長を継続しています。

SaaS事業のほかにもAI・不動産に関するコンサルティング事業も手掛けておりSaaS事業一本の企業ではありませんが、SaaSプロダクトの成長を表すARR成長率は147%と高くなっています。

安定した企業でSaaSプロダクトに携わりたい方、年収にもこだわりたい方におすすめです。

第4位 Sansan

ARRは国内トップクラス！売上規模も大きく将来性も◎

Sansanはクラウド型名刺管理サービス「Sansan」や請求書管理サービス「Bill One」などを開発・運営するSaaS企業です。

日本のSaaS業界でトップクラスのARRを誇りながら高い成長率を維持しています。

Sansanは平均給与も高く700万円となっていますが、2024年4月入社の新卒初任給を11.1%増の年収560万円に引き上げることが発表されており、さらなる待遇改善が予定されています。

給与が高いSaaS企業で働きたい方におすすめの企業です。

第5位 マネーフォワード

トップクラスのARRに圧倒的な成長率

マネーフォワードは個人向け家計簿アプリ「マネーフォワードME」や、企業向けバックオフィスSaaS「クラウド会計」「クラウド給与」などを開発・運営しています。

創業以来成長を続けていますが、売上高が300億円を超える現在でも高い成長率を維持しており、国内でもトップクラスのARRを記録しています。

メインプロダクトであるクラウド型会計ソフトの市場規模は右肩上がりであり、将来性も抜群です。

急速に拡大する市場を取り合うフェーズでしのぎを削りたい人におすすめの企業です。

第6位 Appier Group

AI×SaaS！AI関連ビジネスに携わりたい人必見

AppierGroupは台湾に本社を置くSaaS企業で、AIを活用して企業のデータ分析・マーケティングを支援するSaaSプロダクトを開発・提供しています。

毎年の新規プロダクトをリリースして機能を充実させ、近年のAIトレンドに乗って加速的に成長している注目企業です。

AI関連市場は今後数年で大きく成長することが見込まれ、AI関連企業で活躍できる人材の価値も高まると予想されます。

今後ますます注目が集まるAI業界で働きたい人におすすめの企業です。

第7位 サイボウズ

優れたプロダクトと柔軟な働き方が魅力！

サイボウズはグループウェア「サイボウズ Office」や業務アプリ構築プラットフォーム「kintone」など、複数のクラウドサービスを開発・提供しています。

幅広い業種や企業規模のニーズに応えており、Googleやマイクロソフトといった世界最大級のIT企業と競合する市場で業績を伸ばしています。

サイボウズには「100人100通りの働き方」というほど多様な働き方を推進しており、国内企業では類を見ないほど柔軟な働き方が可能です。

チームワークを大切にする文化が根付いており、魅力的なチームで社会課題の解決に関わりたいと考える人におすすめの企業です。

第8位 EMシステムズ

成長と安定を両立する医療介護SaaS

EMシステムズは1980年創業のIT企業で、医療介護領域を中心にシステム開発を手掛けています。

売上や利益、ARR、成長率などの指標はどれも高水準で、成長と安定を両立しているといえます。

SaaSプロダクトとしては、クラウド型電子カルテシステム「MAPs for CLINIC」や薬局向け業務支援システム「MAPs for PHARMACY」を開発・提供しています。

医療介護分野に関心の高い方にはぜひおすすめしたい企業です。

第9位 freee

成長著しいクラウド会計ソフト！充実した福利厚生も魅力

freeeは、クラウド会計ソフト「freee会計」をはじめ、会計・人事・労務領域で様々なクラウドサービスを開発・提供しています。

創業以来急成長を続けているうえ、クラウド会計ソフト市場は今後大きく成長する見込みであり、今後の成長も期待されています。

freeeには、住宅手当の代わりに住宅の現物支給を受けることで手取り給与を増やすことができる社宅制度や、家事代行・ベビーシッター利用補助、同性パートナーを含む結婚祝い・出産祝い制度など、多様な福利厚生制度があります。

ベンチャー企業らしい裁量やスピード感にこだわりたいけど福利厚生も充実している企業を選びたい方におすすめです。

第10位 Chatwork

前年比140%超の高い成長率！

チャットワークは、チームコミュニケーションツール「Chatwork」を開発・提供するIT企業です。

シンプルで使いやすく、日本人になじみやすいUIで幅広いユーザー層から支持されており、売上・ARRともに40%を超える高い成長率となっています。

リモートワークの浸透など働き方の変化も追い風となっており、ビジネスチャット市場は今後も成長が続くと予想されています。

急成長しているSaaS企業で働きたい方にぜひおすすめの企業です。

第11位 エス・エム・エス

安定感抜群の業績を誇る医療介護SaaS企業

エス・エム・エスは医療・介護・ヘルスケア領域を中心に人材紹介事業、経営支援プラットフォーム事業、メディア事業などを手掛けています。

SaaSプロダクトとしては介護事業者向け業務支援システム「カイポケ」を開発・提供しており、国内46,000以上の事業所で利用されています。

エス・エム・エスは紹介する企業のなかではもっとも売上高が大きくなっており、利益率も申し分なく安定している企業といえます。

業界トップを走る企業で、医療介護にまつわる課題解決に取り組みたい方におすすめです。

第12位 弁護士ドットコム

電子契約サービス市場のリーディングカンパニー

弁護士ドットコムは、弁護士検索や法律相談などが可能な法律情報サイト「弁護士ドットコム」が有名ですが、最近ではSaaS型電子契約サービス「クラウドサイン」が急成長し、同社の売上の50%以上を占めるようになっています。

電子契約サービス市場は年々拡大していますが、普及率は企業全体の60%未満と見られており、リモートワークの普及も追い風となって今後も拡大するものと思われます。

企業の生産性の向上とリスクヘッジを両立できるリーガルテックサービスは社会貢献度が高く、成長市場のリーディングカンパニーで働きたい方におすすめの企業です。

第13位 HENNGE

業績・待遇ともにトップクラスのセキュリティSaaS！

HENNGEは、様々なクラウドサービスのID・パスワードを一元管理し、情報漏洩や不正ログインを防ぐクラウドセキュリティサービス「HENNGE One」を開発しています。

リモートワークやクラウドサービスの普及に伴い、サイバーセキュリティ市場は今後も拡大を続ける見通しです。

HENNGEは売上・利益ともに好調で、成長率・平均年収などどの数字を見てもマイナスポイントが見当たらず、SaaS企業への転職を検討するなら候補に入れておきたい1社です。

第14位 インフォマート

あらゆる業界の業務プロセス改善を支援するSaaS企業

インフォマートは、請求や契約などの取引書類の作成・送受信、受注・発注といった業務プロセスのデジタル化を支援する「BtoBプラットフォーム」シリーズを開発・提供しています。

社会全体のDX推進、インボイス制度の施行や電子帳簿保存法改正といった外部環境の変化が追い風となり、業績を大きく伸ばしています。

インフォマートのプロダクトは業界を問わず価値提供できるものが多く、どの企業にもある煩雑な業務の効率化や付加価値のない業務の削減といった課題に共感できる方におすすめです。

第15位 プレイド

年収1000万円を超える給与水準の高さが魅力！

プレイドは、Webサイトやアプリのデータ分析を支援するSaaSプロダクト「KARTE」を開発・提供しています。

ユーザーは「KARTE」を使って顧客の行動分析、属性分析、A/Bテストなどを行うことができます。

プレイドの特徴は平均年収1000万円を超える給与水準の高さであり、上場しているSaaS企業のなかでNo.1となっています。

データ分析にまつわる課題解決に興味のある方、給料の高いSaaS企業で働きたい方におすすめです。

SaaS業界への転職におすすめの転職エージェント

リクルートエージェント

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